2010年01月21日

逝きし世の面影

今年に入って読んだ本でベスト1はタイトルにあるように「逝きし世の面影」です。
これは江戸末期から明治初期にかけて日本を訪れた外国人たちが当時の日本の
暮らしや人々の印象を記録したものを編集したものです。

・日本人の美意識
・性格
・暮らしぶり

等々、日本人にとっては当たり前すぎて記録にもなにも残らないことが驚きを
もって記録されている貴重な話ばかりなんですね。

まぁダークサイドの部分は省いてあるのであれなんですが、この本だけみると日本
というのは最も理想郷に近かったのではないかと、そんな気にすらなります。

外国のマネを刷るようになっておかしくなった感じですね。明治維新で半分、戦後に
もう半分を失ったという表現をされることが多いですよ。

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Posted by kaiza at 12:13│Comments(0)
 
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